エントリーシートは、通常、自己PRや志望動機などの記入欄が設けてあるものが多いですが、最近は、フリースペース欄や白紙のエントリーシートが用意され、自由に書き込ませる形式のものが増えてきています。
項目を埋めるタイプのものは、ある程度の準備や予習ができるため、志望者本来の姿が見えづらいことや、志望優先度がはかりづらいといった理由から、フリースペース形式の採用が増えてきているようです。
そんなフリースペースタイプのエントリーシートですが、書き方にも様々な見せ方があります。
じっくり時間をかけて読むことができない採用担当者にとって、手に取った瞬間に読もうと思わせることが、書類審査でふるい落とされる確率を減らすポイントです。
そのためにも、内容と同様、いかに自分が伝えたいことが、どの見せ方・表現方法が合うかを考えた上で、
自分の熱意や情熱が伝わるエントリーシートを完成させていくことが重要となってきます。
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ESフリースペースの表現手法
チラシ・広告形式
自分自身を商品と考え、アピールポイントを列挙していく見せ方です。色彩や情報を盛り込みすぎて、やかましい感じになると逆効果なので、ある程度、情報をまとめてから作成するのがベター。
雑誌記事形式
雑誌の旅行記などのような感じで、学生生活や自分のこれまでにやってきたことを時系列で見せたり、それぞれの事柄を枠で囲って見やすく端的にまとめて表現する見せ方です。
新聞記事形式
新聞記事のように、大見出し・中見出し・小見出しといった感じで、自分の主張したい内容に優先順位を定め、それぞれに入る項目へ内容を落とし込んでいく見せ方です。
漫画形式
意外に読まれやすいのがこのタイプ。自分の一番伝えたいエピソードなどを漫画形式のコマ割で表現していきます。絵心がある就活生ならチャレンジしてみる価値はあります。
レポート形式
研究内容や企業研究の成果などを表現するのに効果的なレポートタイプ。文章のみでなく、グラフや表、チャートなど各種数字を使って、詰め込みすぎずわかりやすく見せることで、印象度もアップします。
図表・図時形式
自分自身を解体し、様々な角度から分析した結果を、写真やイラストを使って表現します。身長・体重・趣味・特技・セールスポイントなど、図鑑の虫や動物を自分に置き換えて表現していきます。
動画・WEB形式
IT・音楽業界の企業で増えてきているのが動画・WEB形式。スマホ等で撮影した自己PR動画を投稿し、エントリーシートと1次面接を兼ねたものです。応募者の素顔が見えやすいので今後も増える傾向に。