インターンシップとは?

インターンシップでは、普段のアルバイトとは違ったさまざまな体験ができ、就職前の貴重な経験となります。参加する際の注意点等を紹介。

インターンシップとは、学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行う制度のことです。
インターンシップでは、自分が興味を持つ業界で普段のアルバイトとは違ったさまざまな体験ができ、仕事とはどういうものかを肌で感じることができます。
主に、夏休みや春休みなどの長期休暇中に実施され、基本的には全学年の学生が社会勉強の機会として参加可能となっています。
インターンシップの情報は、大学の就職支援窓口や就職情報サイト、各企業・機関のホームページなどで見ることができます。

インターンシップに参加する際の注意点

★目的意識をしっかり持とう!

インターンシップに参加する学生は、何のために参加しようとしているのかが重要です。
周囲の学生が参加しているからとか、何となく参加したでは、インターンシップに参加した効果は小さいと思います。
どの業種で、どんな取り組み、どんな現場に触れてみたいかを明確にし、それぞれ参加目的を持つことで、受け入れ企業の対応やスタッフの反応も違ってくるはずです。
何の目的でインターンシップに参加するのか、しっかり熟慮した上でインターン先を探していきましょう。

★企業ブランドで選ばず、目的・将来目標で選ぼう!

就活生に多いのが、最初に企業名でインターン先を探すこと。
上場企業ともなれば競争倍率も激しく、選ばれないことも多々あります。
しかも、業務が細分化されていることが多いので、体験できる部分がほんの一部分であったり、スケール感に圧倒されて実際の職務については理解不足といったことも多いようです。
逆に、成長企業や中小企業では、一人でいくつかの職務を受け持つこともあるので、多様な体験をする機会が多く設けられるなど、同じ職場体験でもその結果は大きく異なってきます。
名を捨てて実を取る意識で、それぞれの目的にあった企業を探してみてください。

★働かしてもらっている意識を持とう!

インターンシップに参加する就活生で多いのが、アルバイト感覚が抜けきれていない学生です。
企業側も時間・スタッフ・コストをかけて、インターン生を受け付けています。
目的意識や探究心が低い学生は、対応する側の企業にも必ず見抜かれ、失礼にあたります。
ビジネスの現場を体験させてもらっているという強い意識を持って、アルバイト感覚や興味本位で参加するのではなく、やりたいこと、問題意識、目標をしっかりと定めてうえで応募するように心がけましょう。