OB・OG訪問の活用

就活における情報収集の際、具体的な仕事内容や職場の雰囲気など直接話を聞けるOB・OG訪問。聞きたい内容で違う訪問対象などを紹介。

就活における情報収集活動では、会社案内を請求したり、インターネットを使った情報検索や新聞を読んだりとさまざまな方法で情報取得を図っていきます。
しかし、それだけでは具体的な仕事内容や職場の雰囲気など、活きた情報がなかなか得られません。そんな時ぜひ行ってほしいのが、同じ大学の卒業生が在籍している会社等を訪問して直接話を聞くOB・OG訪問です。
もし身近に、気になる業界や企業に、話を聞くことのできるゼミやサークルの先輩などがいれば積極的に訪問してみることをおすすめします。
会社のパンフレットや企業主体の説明会だけでは知り得ない生の情報を聞けるだけでなく、就職活動についてや社会人としてのマナー、取り組み方等に触れることができる、他には代え難い貴重な体験となるはずです。
そうしたリアルな声を聞けば、本当の仕事のやりがいやその業界・企業の風土まで見えてきます。
入社後のイメージや自分の将来のためにも、面倒だと思わずに自分の将来や入社後のミスマッチを防ぐためにも、ぜひOB・OG訪問を活用してみてください。

聞きたい内容で違う!OB・OG訪問対象

採用試験・面接・若手社員の仕事内容について

入社1~2年目の人であれば最新の採用試験や、実際の若手社員の活躍についての情報が聞けるでしょう。
どんな質問が出たか、どんな準備が必要かなど、自分の体験を含めたアドバイスが聞け、直近で必要な具体的な情報に触れることができます。

仕事内容、入社後の具体的仕事、昇進などについて

入社3~5年目の人が良いでしょう。3年以上であれば、人事異動や昇進を経験している可能性もあるので、業務について幅広く聞くことができるでしょう。
また、少しずつ会社や業務が見えかけてくる年齢なので、仕事のやりがいや苦労点など、実体験を交えた情報が聞けるチャンスもあります。

会社の経営方針・将来性・成長性などについて

入社6年以上の勤続年数が長い社員なら、会社の考え方や企業姿勢など自らが業務内で長く体現してきているので、よりわかりやすく教えてくれるはずです。将来に渡ってのキャリアステージや配属先の決定方法など、より深い内容が聞けることもあります。