会社説明会(訪問)の種類

会社説明会と言っても、参加企業や開催場所、説明会の内容などいくつかの種類があります。ここでは、各種説明会(訪問)の違いについて紹介。

一言に会社説明会と言っても、参加企業や開催場所、説明会の内容などいくつかの種類に分かれています。
主催・共催する企業側も、各社目的に沿った採用活動で説明会を使い分けており、より詳細な情報を得たい就活生の皆さんも、それぞれの説明会の概要を知っておくと、その後の活動がスムーズに運ぶかもしれません。
ここでは、そうした各種会社説明会(訪問)について紹介したいと思います。

就活生なら知っておきたい会社説明会(訪問)の種類

★企業で行う会社説明会

会社が独自で主催する説明会は、会社の事業内容や仕事の内容について具体的に聞くことができ、経営の様子や社員の雰囲気・態度などから企業の社風がわかります。
最近は、実質的な一次選考を兼ねているケースも多くなってきており、軽い気持ちで参加すると面接や筆記試験が行われるなどして困ることになります。事前にしっかり準備しておきましょう。
また、企業によっては、説明会参加を次のステップに進む条件としている場合もあるので、志望企業の採用活動の流れをチェックして、選考ステップを予め確認しておきましょう。

★合同企業説明会

主に就職情報サイトを運営している就職情報会社や都道府県や市が主催する説明会で、複数の企業が一つの会場に集まって合同で行う説明会です。
1社単独開催の説明会と違い、幅広い業種にわたって数十社に及ぶ企業が参加するので、今まで知らなかった企業や業界研究をしたりできるチャンスです。
会場では、自分が関心のある企業のブースを訪れ、採用担当者から説明を受けたり、逆に質問することもできます。ここで、今後のアプローチに関しての情報を入手し、個別の説明会や選考に進みます。

★学内企業展

合同企業説明会を学校のキャンパス内で行うもので、通い慣れたキャンパスで一度に複数の企業と接触できるほか、その学校の学生に対する採用意欲の高い企業が集まるなどのメリットがあります。
大学のOB・OGが在籍している企業の参加もあり、例年こうした学内企業説明会がきっかけとなって内定をつかむ学生もいるようです。

★オープンセミナー

オープンセミナーとは、選考と切り離して開催されるセミナーのことで、本格的な採用選考が始まる前の時期に、企業が業界の詳しい話や会社の概要について、学生向けに理解度向上を目的に開催しています。
選考とは関係ないので、積極的に参加してどんどん情報を入手していきましょう。

★会社訪問(製造現場・店舗見学)

自分から志望企業を訪ねて、採用担当者から説明を受けるのが会社訪問です。
学生側は一人もしくは少人数の場合が多いため、じっくり話が聞けるだけでなく、自分をPRするよい機会であるともいえます。また技術系職種の場合は、メーカーの工場や研究所を見学に行くケースもあります。

以上、簡単に会社説明会の種類について述べてみましたが把握できたでしょうか。
会社説明会はただ参加するだけでなく、参加することで得たい目的を明確にしておくことが大切です。
開催日程など早めの情報収集を行い、積極的に会社説明会に参加して、多くの有益な情報を得るようにチャレンジしていきましょう。