会社説明会が始まると、企業の採用担当者と会う機会も増え、いよいよ就職活動が本格化しはじめます。
企業が就活生に対し、自社の事業内容や業務内容、採用スケジュールなどを伝えるための説明会ですが、就活生サイドとしても、業界研究や会社情報を得る上でOB訪問や資料請求同様に重要となってきます。
企業側も情報提供だけにとどまらず、どういった学生が応募しようとしているのか、さらに会社が求める人材がいるかどうかを判断する場でもあります。
開催時期については、3年生の12月以降随時行われ、春先になるとピークを迎えることもあり、事前の情報収集と効率的に参加できるような計画性が必要です。
基本的に先着順で受付を行うことが多いので、志望企業が決まっている場合は、早めの予約をおすすめします。
また、会社によっては、説明会後にエントリーシートの記入をさせたり、予告なしに筆記試験や面接を行うこともあります。志望の動機、自己PRなどは、訪問前にしっかり準備しておいてください。
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会社説明会に参加する際の注意点
★原則先着順を考慮し、早めの予約を心がける
会社説明会は通常先着順の予約制で、大手や人気企業はすぐに定員に達してしまいます。
最近では、ほとんどの企業がホームページや就職情報サイトの予約管理フォームを使うようになっているので、志望する企業のホームページなどをこまめにチェックして、受付が始まったら早めに申し込むことを心がけましょう。
★マイスケジュールで日程管理を徹底しよう
会社説明会やセミナーは一定の時期に集中しています。日程が重ならないよう、手帳やスケジュール管理アプリなどを利用して開催日程の管理を徹底しましょう。
会社説明会は予期せず時間が延長されてしまうことがあるので、同じ日に多くても1〜2件に絞った方がよいでしょう。
★事前に参加する企業の研究は必ず行いましょう
企業側からの説明会とはいえ、採用担当者は学生の印象や様子をしっかりチェックしています。
説明会で設けられた質問タイムでは、業界・企業研究を活かした質の高い質問ができるよう事前準備をしておきましょう。
★志望動機を明確にして参加しよう
会社説明会は、企業をより詳細に知るための場ではありますが、自分なりに企業研究した上で志望動機に合っている企業の説明会に参加し、最終的に選考に進むかどうかを決断する場所でもあります。
会社のブランドに惑わされず、自身の判断基準を明確にし、目的ある説明会参加を心がけましょう。
★当日の説明会の流れを把握しておきましょう
自社内で会社説明会を行う企業では、簡単な筆記試験・能力検査・面接等を行い、その結果が次のステップへ進む判断材料となる場合もあります。事前告知がない場合もあるので気を引き締めて参加しましょう。