インターンシップの種類

インターンシップには、短期体験型・長期実践型の2種類があります。こちらでは、それぞれのメリット・デメリットを紹介しています。

インターンシップには、大きく分けて短期体験型長期実践型の2種類のタイプがあります。

短期体験型インターンシップ

短期体験型とは、大企業を中心に多くの企業が採用活動の一環で行っている数日~数週間程度の短期間のインターンシップで、企業の概要を知ることや、現場での作業をデモンストレーション的に体験することが中心となります。
会社見学的な簡単なものから、体験・教育を主体としてレポートなどで成果発表するもの、グループワークやディスカッションを行い1つのプロジェクトを仕上げるものなどがあります。

他のインターンシップ生もたくさん集まるため、学生同士の交流機会が自然と増えます。
短期間ということもあり、スキルアップというよりは、社会や企業についての雰囲気と知識を得ることが目的の中心になるのが、短期体験型インターンシップの特徴です。

長期体験型インターンシップ

一方、長期実践型インターンシップは、数カ月~1年程度の就業経験ができるタイプのもので、実際に企業内で社員と同じような仕事を行い、有給で行われるのが一般的です。
実際の業務をこなしている社員のサポートから始まり、仕事の進め方・考え方などを学び徐々に実務をこなしていきます。
その会社の実務に携わるため、社会人同様の企業の一員として振る舞いや責任を求められますが、幅広いビジネススキルと共に、これから社会に出ていく上での自信をつけることができるはずです。

インターン先で与えられた課題について真剣に考え、先輩社会人と一緒に働くことで、普段の大学生活だけでは気づくことのできない、企業のあり方や組織の考え方、企業の一員として働くことの意味や、やりがいについて気づくことも多いはずです。
企業や社会の本質、何かを学びたいと思うなら、ある程度就業経験が積める長期型への参加をおすすめします。

★短期体験型インターンシップのメリット

多くの企業のインターンシップに参加することができる。
企業や業種ごとの雰囲気を簡単につかむことができる。
学業やアルバイトに忙しくても参加しやすい。

★短期体験型インターンシップのデメリット

参加人数が多く、企業PRという位置づけが強い。
実務経験・社員との接点が少ない。
企業や業務の本質が見えづらい。

★長期実践型インターンシップのメリット

幅広いビジネススキルが身につく。
企業活動を全体的に見渡す経験が積める。
参加人数が少なく、社員とのコミュニケーションが深まる。

★長期実践型インターンシップのデメリット

学業との両立を強いられる。
募集人数に対しての応募者が多く、参加できない場合が多い。
体験期間が長いため、限られた数の企業にしか参加することができない。